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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
昨日発達障害の18才になる息子と量で会った話をしていて
気づいたことがあります。
息子は寮で年上の寮の方2人が仲良くしたいので、
自分も仲間に入りたくてお笑いの人がするように拍手をしながら入っていったのですが、
その2人には伝わらずに不快に思われ疎外感があったということでした。
発達障害の息子は自分が楽しいから相手も楽しいと感じられると思ったのですね。
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私たち親はよく
「自分がされて嫌なことは人にしたらだめよ」と発達障害のわが子に話しますよね。
しかし、発達障害のわが子には伝わりません。
なぜなら、観念があるから、自分の嫌なことと他者の嫌なことが同じとは限らないからです。
同様に自分の楽しいことが他者にとっての楽しいこととは限らないのです。
※観念とは主観的な物事の捉え方のこと。価値観や思い込みともいいます。
だから、発達障害のわが子は誤解をされるのです。
定形発達の子どもであれば、場の雰囲気やその人の雰囲気を察知して
話題を変えたり自分の態度を変えたり出来るのですが、
発達障害のわが子は場の雰囲気が分からないので出来ません。
また、発達障害のわが子はその特性から認知の歪みやこだわりが強いので
自分の嫌なことと他者の嫌なことの食い違いがあることが多いです。
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だから、対人関係において誤解をされることが多く、
自己肯定感が下がっていきやすいのです。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に「自分がされて嫌なことは人にはしたらダメ」と話をするよりは
具体的に簡潔に発達障害のわが子に伝える話し方をすることが大切です。
例えば、先程の私の息子の場合ですと、
拍手をして話に入っていき自分は楽しく思っても、相手は楽しく思わなかった。
自分と相手の思っていることは違う。
自分は楽しいと思っていても相手は楽しいとは思わない。
だから、相手のよく顔を見て楽しそうか、そうでないかを見ようね。
などと発達障害のわが子に自分と相手の価値観は違うということ、
そして、誤解をされない為にどうしていけばいいのかも提示していくことが必要です。
もし、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「自分がされて嫌なことは人にしたらダメ」と話をする時には
自分がされて嫌なこと(叩かれた、つねられた、
何もしていないのに怒鳴られたなど)を具体的に聴いてから
嫌なことだから人にはしたらダメと話していくことが大切です。
発達障害のわが子にとって嫌なことは何なのかを聴きながら、諭していくのですね。
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また、発達障害のわが子が誤解をされた話をする時には
発達障害のわが子の話を聴くことが大切です。
なぜ誤解をされたのが、発達障害のわが子はどう思ったのかを
肯定的に捉えることが聴きだすコツです。
試してくださいね。
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