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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
探し物をしていて、発達障害の18才になる息子に
小学低学年の時に書かせていた日記が見つかりました。
「僕は○○に行きました。楽しかったです」など
どうにか見れる文字で書かれていました。
たまに「○○が、○○に」などの助詞が抜けていますが、
どうにか内容は分かるものですね。
発達障害の息子が小学生の時の私は、
必死で学校の宿題や公文の宿題を息子と一緒にしていました。
その一つが日記です。でも1年続けられなかったです。
漢字、算数、音読と毎日発達障害の息子の宿題に追われる日々。
発達障害の息子も大変だったけど、一緒にする私も大変でした。
フルタイムの仕事、家事、発達障害の息子の宿題を毎日しながら
「時間がほしい」「なぜ、こんなに宿題をしなければいけないの」
「なぜ、家の息子はこんなことにこんなに時間がかかるの」と
イライラしていました。
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私にあったのは「宿題は毎日しなければいけない」
「宿題をする習慣を息子に着けさせないといけない」という思いでした。
発達障害の息子が宿題を持って行けば、
「宿題をしていない」と先生に注意をされることはない。
学校でいじめられることも少なくなるかも・・なども思っていました。
けれども、漢字を毎日1ページしていたにもかかわらず、
テストでは書けないことが多く覚えていませんでした。
今思うと当たり前なのです。
だってイヤイヤしたものは、結局は嫌な気持ちだけが記憶に残って、
漢字も算数も発達障害の息子は覚えていかないのです。
それよりも、レンジでチンの冷食の温め方で〇分、
袋を開けるのか開けないのかを書いてあるのを一緒に読んだで実施する
実際に行くスーパーの名称を見て話したりしたことの方が文字は覚えているのです。
これは、イヤイヤするのか、そうでないのかの差なだけなのです。
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宿題をしないと怒られる、
でもしたくない、いやだいやだと発達障害のわが子は思っています。
そもそも、発達障害の有無にかかわらず勉強が好きな子どもはあまりいません。
でも、私たち親でも子どもでも同じで「知りたい」と思うことには興味を持ちますし
楽しいと思えば何もしなくてもしていきます。
そして、ほめられたいですよね。
私たちも仕事で、上司や同僚に頑張っているねと思われたいし、ほめられたい
認められたいですよね。
発達障害のわが子も同じなのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたに頑張っているねと思われたいし、ほめられたい
認められたいと思っています。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、発達障害のわが子に宿題を促す時には
親のあなたが発達障害のわが子に置き換えて考えることが大切です。
まずは親のあなたの意識を変えることが大切ですね。
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私たち親は、発達障害のわが子に学校で問題なく過ごしてほしいと思っています。
いじめられないように、不登校にならないように、
友達が出来ますように、先生に注意されないように・・・と思っています。
学校の授業についていけないと発達障害のわが子は嫌な気持ちになるのでは・・・
いじめられないかな、不登校にならないかな・・など心配は尽きません。
だから、発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子に対し宿題をきちんとして、学校の先生に注意をされないように
授業についていけるようにしたいと思ってしまうのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは発達障害のわが子に
「宿題はしたの?」「何をしているの」
「ゲームばかりして」「することを先にしてからのゲームでしょ」と
宿題を早くしてほしくてイライラしてくるのです。
だから、発達障害のわが子をほめたくても、ほめられないと感じてしまうのですね。
それに発達障害のわが子はその特性から
・集中力がない
・気が散りやすく直ぐ他のことをするか、ボーっとする
・興味のないことはしたがらない
・ゲームばかりして切り替えが上手くいかない
などがあります。
でも、これは、発達障害のわが子だけではなく
私たちも程度の差はありますが持っていますよね。
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私たち親でも、苦手なことはしたくないし、時間はかかります。
仕事でしなければいけないことなのでしているけど、
したくないことには集中力が持ちませんよね。
子どもと違っていることは
途中で投げ出せないから、しなければいけないことは時間がかかってもする
それが仕事や家事と割り切ってしていることです。
これをしないとどうなるか、
仕事で迷惑をかける、家族に迷惑をかけると見通しが持てるからしているのです。
発達障害のわが子は宿題はしないといけないものとは思っています。
ただ、目の前の自分の好きなことをしたい衝動に負けているだけなのです。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に「宿題はしたの?」と話す前に
私が仕事や家で「この仕事はまだしていないの?」
「お母さんご飯まだ?」と話されると嫌だなとと自分に置き換えてみることが大切です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが「この作業はまだ時間がかかるの?」と
怒った口調で話されたら焦りますし、戸惑いますよね。
発達障害のわが子も同じなのです。
「宿題をしなさい」「早く、まだ終わらないの?」と話されても焦るし戸惑うだけなのです。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが自分に置き換えて
発達障害のわが子に話をすることが大切です。
自分に置き換えて発達障害のわが子に接すると、イライラした口調はしなくなるし、
あれも、これもと求めすぎることもなくなります。
イライラした口調が無くなると、
発達障害のわが子は怒られる、嫌だ、したくないという思いは無くなります。
まずは、発達障害の子どもを持つ親のあなたの意識を変えてみてください。
そうすると、発達障害のわが子への話し方が変わってきます。
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それを踏まえた上で、発達障害のわが子に宿題をさせるにはどうすればいいかというと
「宿題はしたの?」「何をしていたの?」との話し方ではなく
「宿題はいつするの?」と発達障害のわが子の予定を確認する話し方です。
そして話し方のコツは「やさしい雰囲気で親のあなたが興味を示した肯定の話し方」です。
ゲームばかりで切り替えが出来ない発達障害のわが子に対して
「ゲームはどこまで進んでいるの?」と親のあなたが興味を示すと、
発達障害のわが子は否定をされない肯定されたと思います。
その後で「ここでやめても大丈夫?」や
「後〇分でゲームの区切るをつけられる?」など提案をすると
発達障害のわが子は肯定された後なのでスムーズに宿題に取り掛かれます。
集中力が途切れた時には、発達障害の子どもを持つ親のあなたがやさしい雰囲気で
「ボーっとなったね、あと3分宿題出来る?」「ここまで出来る?」など
時間や区切りをつけると集中できます。
そして、宿題の途中や終わりにほめることも大切です。
ほめるコツは今出来ている所を見ることです。
・ゲームから宿題をする事が出来た
・3分集中して取り組めた
・丁寧な字が書けた
・マスからはみ出せずに字が書けた
・宿題時間が昨日より5分早く終わった
など出来ている所を具体的にほめると発達障害のわが子はうれしくなり、
明日も宿題をしようとなっていきます。
試してくださいね。
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