発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子が忘れやすいのに悩んでいませんか?
発達障害のわが子は
・何でこんなことも覚えられないのだろう
・何ですぐに忘れてしまうのだろう
と、発達障害の子どもを持つ親のあなたは思うことはありませんか?
発達障害のわが子の記憶力が低いのはワーキングメモリが関係しています。
ワーキングメモリとは、作業記憶、作動記憶とも呼ばれ、
作動や動作に必要な情報を一時的に記憶し処理する能力で、
私たちの行動や判断に影響しています。
ワーキングメモリの役割は、
入ってきた情報を脳内にメモ書きし、
その情報に対応すればいいか整理し、不要な情報は削除することです。
例えば、私たちが会話出来るのは、相手の話を一時的に覚えて(記憶)
話の内容から相手の意図をくみ取り(整理)
話の展開に沿って前の情報をどんどん忘れる(削除)という作業を無意識に行っています。
このような情報処理の流れは、
読み書き、運動、学習、日常における様々な活動に関わっています。
発達障害のわが子の
・ものごとに集中するのが苦手
・気が散りやすい
・忘れっぽい
・物をなくしやすい
などの、注意欠陥・多動症(ADHD)の特徴も、
ワーキングメモリ不足と関係していると考えられています。
発達障害のわが子の記憶力を高める為には、
このワーキングメモリを鍛えることが大切です。
ワーキングメモリを鍛える3つの方法とは
1、睡眠を十分にとる
2、今日あったことを話す、または、日記をつける
3、メモをとる です。
1、睡眠を十分にとるとは、
睡眠は体を休めるだけではなく、脳の記憶整理の役割もあります。
脳の記憶整理のためには十分な睡眠が必要不可欠なのです。
なので、十分な睡眠時間を取ることがワーキングメモリを鍛えることになります。
2、今日あったことを話す、または日記をつけるとは
今日あったことを話していくことによって
ワーキングメモリの役割(一時的な記憶、整理、削除)を行っています。
つまり、会話でその日のことを思い出す作業をすることで
ワーキングメモリが鍛わっていくのですね。
その時の話し方は「引き出す話し方」です。
発達障害のわが子が思い出せるように、
「学校で何があったか教えてね」と言うように、
いつ、どこで、何があったか、どう思ったかを
発達障害のわが子が話しやすいように引き出す話し方ですね。
日記も同様です。
その日に会ったことを思い出し、
整理して書くことによってワーキングメモリが鍛わっていきます。
3、メモを取るとは
発達障害のわが子はワーキングメモリ不足のために記憶にとどめる数が少ないです。
なので、
メモを取ることによって記憶にとどめる数を減らし、次に備える必要があります。
そうすれば、メモを取って減らした分を記憶にとどめることが出来ます。
発達障害のわが子の記憶力を高める為には、ワーキングメモリを鍛えることです。
ワーキングメモリーを鍛えるためには睡眠、会話、メモを取ることです。
この3つの方法を試してくださいね。
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