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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子にこれが出来たからと物を与えて過ぎてはいませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子からこれが出来たから○○を買ってと
言われることはありませんか?
もちろん、
発達障害のわが子が頑張ることは大切です。
そのモチベーションも大切なのですが、
モチベーション維持に物を与える過ぎることはあまりよくはないのですね。
私はあくまでも物を与え過ぎないことが大切なので
与えたらいけないと話しているのはないのです。
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発達障害のわが子によっては
イメージ力の低下によるソーシャルスキルが低下している為に
ご褒美を与えることでソーシャルスキルを高めることがあります。
これを「トークンシステム」や「トークンエコノミー法」といいます。
これは、
発達障害のわが子が好ましい行動を促すためにご褒美(トークン)を
活用していく療法のことです。
自発的に好ましい行いをしたらご褒美、
頑張ったらいいことがあるという体験をするために行う方法です。
ただ、むやみに高価な物や本人がほしい物を与えることではないのですね。
トークン表を作って10回好ましい行動をしたらご褒美と
言うようにしていくのですね。
この時にきちんとルール作りをしていくことも大切です。
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発達障害のわが子困りごと。
例えば、
話を静かに聞けないことが困りごとの場合。
トークン表を作成してスタンプが10回溜まったら、
100円のお菓子など個々にあったご褒美=トークンを
与えるようにすることなのです。
この時に大切なことは、ほめることです。
物ではなくほめる気持ちを伝えることなのですね。
あくまでも、
トークン=ご褒美は発達障害のわが子が好ましい行動を
自発的に行うようにイメージ出来るためにする方法なので
ご褒美がなくても出来るようならそれに越したことはないのですね。
そのためには、
発達障害のわが子が好ましい行動をしたら
その過程も含めてほめることが大切なのです。
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私たち親はこれが出来たからと結果に対してのご褒美として
モノを与えることがあります。
または、これが出来たからと結果に対してのご褒美ですよね。
発達障害のわが子は親に自分を見てほしいと思っています。
発達障害のわが子は親に認められたい、好かれたいと思っています。
だから、
これが出来ないと好かれない、認めてもらえないと思ってしまうと
出来ない自分がダメっと自己否定をしやすくなるのですね。
その為に、かんしゃくを起こしてしまうのです。
なので、
発達障害の親のあなたが発達障害のわが子をほめる時には
出来る出来ないではなく、その過程や気持ちをほめることが大切なのです。
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例えば、
発達障害のわが子が人の話を聴くことが苦手だったとします。
発達障害のわが子が親のあなたの話を途中までは聴けたら
「ここまではお母さんの話を聴くことが出来たね」
「昨日より、お母さんの顔を見ながら話を聴くことが出来たね」
または、話を最後まで聴くことが出来た時には
「今日は話を最後まで聴いて、返事をする事が出来たね」
「話を最後まで聞いてくれたから、お母さんはうれしい
「お母さんの話をお母さんの顔を見ながら聞くことが出来たね」
など、具体的に話をしてほめていくことが必要になります。
ご褒美も大切ですが、気持ちのこもった言葉はもっと大切です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に対して、具体的なほめ言葉を話す意識をしてくださいね。
そして、親子での会話を楽しんでください。