発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今年も残りあと2日となりましたね。
年越しそばやお正月飾りなど、
何かと慌ただしい毎日を送っていると思います。
寒いと体が思うように動かず、気持ちだけ焦ってしまいますね。
来年に向けての抱負も考えていこうと思っています。
発達障害の子どを持つ親のあなたは、来年に向けての抱負を考えていますか?
発達障害のわが子に来年の抱負を考えさせていますか?
よく目標と抱負を混同しがちですが、目標と抱負は違います。
目標は達成したいゴールのこと。
抱負は心の中での決意や計画のことです。
目標はゴールを示すことで、抱負はゴールまでの過程を含めることになります。
なので、抱負を立てるということは「○○になりたい、○○したい」の目標ではなく
「○○になれるように○○をする」というゴールまでの過程を含めることになります。
私たちは毎日、流されるように生活をしています。
その為に「考えること」をしていません。
日々の生活や色々な情報に惑わされているので、自分で考えることを忘れています。
もちろん、今日は何をしよう、何を食べよう、仕事の段取りなどは毎日考えています。
ここでの「考えること」というのは
自分はどうなりたい、どうしたいと思っているのかを考えるいうということです。
つまり抱負ですね。
流されるように生活していくよりも抱負を意識して生活していく方が何倍もいいです。
目的がある方がそれに向かってしようという意欲につながり
達成された時の充実感や自信につながるからです。
発達障害のわが子は目標や抱負を立てることが苦手です。
これは、発達障害のわが子の特性にもよりますが
出来る、出来ないのデコボコが強く
「これしなさい」「あれしなさい」の指示やルーティーンやマニュアルに頼り過ぎるために
臨機応変な対応や思考が出来ないからです。
また、自分のイメージ力が弱い為に、自分がどうなりたいのかがわからないのです。
だから、発達障害のわが子に目標や抱負を話してを言っても
「分からない」と答えることがあるのです。
なので、発達障害のわが子に抱負を立てる時の話し方のポイントは
「考えさせる話し方」をすることです。
1,自分がなりたい人、理想とする人、好きな人を考えさせる
2,どんな所が好きなのかを考えさせる
3,自分がなりたい人、理想とする人、
好きな人のようになるためにはどうしたらいいのか考えさせる
4,1~3のことを抱負とする です。
・発達障害のわが子になりたい人、理想とする人、好きな人はいないかを聞きます。
発達障害のわが子が戦隊もののヒーローのようになりたいと返答します
・戦隊ヒーローのどんなところがいいの?と聞きます。
発達障害のわが子が「強くて優しい所」と返答します
・「強くて優しくなる」ためにはどうしたらいいと思う?と聞きます
この時に、発達障害のわが子が返答しやすいように、
また、わが子の生活の中に落とし入れやすいように導く話し方をします。
「強くなるためには病気をしないような体を作った方がいいよね」
「病気をしないようにするにはどうしたらいいと思う?」
「ごはんを残さず食べたりする?」「寝る時間を気を付ける?」
「身体を動かす」・・・など発達障害のわが子が答えやすいように
親のあなたが導きます。
そして最後に聞いたことを紙に書きます。
ぼくは戦隊ヒーローのように強くて優しい人になりたいので
病気にならないようにご飯を残さず食べます
○○時に寝ます
学校まで休まず歩きます・・・など紙い抱負として書きます。
試してくださいね。
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