発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日高3の発達障害の息子の3年生になり1期目の実習が終わりました。
実習で息子は色々な事を学んできます。
挨拶の仕方、報告の大切さ、声の大きさ、
実習記録の書き方など色々な事を学んできます。
特別支援学校の実習の目的は
・発達障害の子どもが仕事に触れ働く意欲を高める機会を持つ
・発達障害の子どもが自分の適性や能力を発見できる機会を持つ
・将来の生き方を考える機会を持つです。
実習は高校1年生からあります。
1年生時は校内実習と現場実習(少人数)
・校内で企業委託作業を先生の指導のもと子ども達は作業をします。
・校内実習数か月後に今度は少人数での現場実習をします。
実際に事業所や企業に行き仕事をします。
2年生から現場実習は1人での実習になります。
・1人で実習先まで交通機関利用しての実習になります。
どういう職種がいいのか、事前に希望を確認して実習先を決めます。
3年生の実習は卒業後の進路先を見据えた実習になります。
・1,2年生での実習経験をもとに、発達障害のわが子がどういう職種がいいのか
どういう職種が向いているのかを考えた実習先になります。
・卒業後の生活を意識した実習になります。
・宿泊型自立訓練やグループホームの体験もできます。
実習を通して、
・働くとはどういうことなのか「働くことのイメージ」を持ちます。
・働く意識や態度を身につけます。
・発達障害の子どもの長所や課題を知ります。
・働くための生活リズムや体調管理の大切さを知ります。
将来に向けて、
発達障害の子どもを持つ親のあなたはどういう気持ちを持っていますか?
発達障害のわが子はどういう仕事が向いているのか、
どういう仕事がしたいのか考えた事はありますか?
発達障害のわが子が働くとはどういうことなのかイメージできますか?
発達障害のわが子の自立を考えながら
「今できる事」それは、挨拶の仕方や働くための体力をつける事です。
挨拶はどういう時にでも必要です。
何を当たり前の事をいっているのと思われるかもしれませんが
新人研修などでも挨拶の仕方をする所もあるくらいです。
それは、当たり前と思っていても出来ない人が多いからです。
少し大きな声で「あはようございます」「ありがとうございます」と
普段から意識していく事が大切なのです。
それと体力作り
規則正しい生活(食事、睡眠、運動)をして体力作りをしましょう。
次回は働く形態についての話をしますね。