発達障害心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子足りないものは何ですかと聞かれれば
発達障害のわが子に足りないものばかりだと思っていませんか？
発達障害のわが子は確かに普通の子どもと比べると
出来る所と出来ない所の差があります。
だから、発達障害の子どもを持つ親のあなたにしたら
発達障害のわが子に足らないことばかりと思いますよね。
私もそう思っていた頃があります。
でも、発達障害のわが子には、わが子にしか出来ないこともあります。
ただ、意識して見ていかないと見つからないものです。
多くの発達障害のわが子に足りないものは「自己受容」です。
自己受容感とはあるがままの自分を受け入れていることです。
発達障害のわが子の限らず、
多くの人はこの自己受容が苦手な人が多いかもしれませんね。
発達障害のわが子は、人と比べられ劣等感を抱いたり、
話し方が悪く誤解をされてしまい自己否定していることが多いです。
なので、発達障害のわが子は自己受容が苦手です。
「これが出来ない自分がだめ」「あれも出来ていない自分はだめ」と
無意識に刷り込まれていて、自分自身を受け入れないからですね。
どんな自分でも自分なんだ、良いも悪いもなく自分なんだと自分自身を受け入れると
自己否定をしなくなります。
その為には、発達障害のわが子に親のあなたの無償の愛情を示すことが大切です。
私たち親によっては愛情を示す言葉を、
発達障害のわが子に照れくさかったり、恥ずかしかったりで話さなかったりします。
また、話さなくても発達障害のわが子に愛情があるのは当たり前のこと
わざわざ、話さなくても分かっていると思われている発達障害の親の方もいますよね。
しかし、発達障害のわが子は言われないと分からないのです。
ハッキリとした言葉で、ハッキリとした態度で伝えないと伝わらないのです。
発達障害のわが子に「あなたが大切」「あなたが大好きよ」
「何も出来なくてもいい、いるだけでいいのよ」など
発達障害の子どもを持つ親のあなたなりの言葉で伝えることが大切です。
この時に注意をしてほしいのは
「テストでいい点を取ったから、さすが私の息子（娘）」
「いい子ね、早く外出の用意が出来たのね」などの条件を付けて
発達障害のわが子に愛情を伝える言葉を話さないようにすることです。
発達障害のわが子に条件付けをした愛情を伝える言葉を話すと
その条件を満たさなければ、愛されない、好かれない、認められないと思ってしまいます。
そうすると、発達障害のわが子は無意識に条件に左右された思考になり、
心が苦しくなってしまいます。
そうなると、自己受容できなく自己否定になってしまいます。
意識してくださいね。
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