発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
ムシムシする季節になりましたね。
家のあちこちがジメジメしていて
気持ち的にイライラしやすくなりましたね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
イライラしていませんか?
発達障害のわが子はイライラが
強くなっていませんか?
私は産科に勤めていて、
妊婦さんが上のお子さんと受診される時があります。
上のお子さんはママをおなかの赤ちゃんに取られまいとして、
必死にママにアピールします。
ママのそばを離れようとしない子、
ママの話す言葉にイヤイヤと話す子。
何をしても、何を言っても、
子どもはイヤイヤとしか言わない。
2歳前後の子どもをイヤイヤ期と言います。
これは、子どもの成長過程で
言葉や感情のコントロールを
身につける時期でもありますよね。
自分の気持ちが分からず、
また、言葉が分からず
どう伝えていいか分からないので
イヤイヤと言います。
子どもにイヤイヤ期がありように
親にもダメダメ期があります。
わが子が何かをしようとする時、
ダメダメ、○○をしたらダメと話す時。
わが子ができないから
わが子があぶないから
わが子にさせると時間がかかるからと
わが子が何かをしようとするけどダメダメと言ってしまう時。
例えば、
わが子が夕食に茶碗を出そうとした時。
茶碗を落として割ったら、けがをするからダメ。
わが子が、知人に届け物をしてくれようとした時
知人にちゃんと渡さないといけない物で
落としたり、失くしたりするからダメ。
わが子が何かをしようとする時
ついダメダメと、言ってしまう時。
本当にダメな事でしょうか?
本当にできないことでしょうか?
何故ダメダメと言ってしまうのでしょうか?
ダメダメと言ってしまう時は
親のあなた自身に余裕がなく、
自分でした方が早いからではありませんか?
わが子を見守る余裕がない時ではありませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
わが子が何かをしようとする時
ダメダメと言ってはいませんか?
親のあなたがダメダメ期の時は、
時間と気持ちのコントロールを身につける時期でもあります。
ここで考えてみてください。
いつも、親のあなたが
わが子がしようとする事をダメダメと言っていたら、
わが子は何もしようと思わなくなります。
わが子が何もしなくなったら
親のあなたの負担は増すばかりなのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
ダメダメと言ってしまうのは
発達障害のわが子がするよりも、
自分でした方が早いからかもしれません。
見守る時間がないかもしれません。
でも、ちょっとだけ時間を作って
わが子がしようとする事を見守ってはどうでしょう
出来るかもしれないし
失敗するかもしれません。
でも、どちらにしても、
発達障害のわが子が自分でチャレンジした事。
チャレンジし続けていけばいずれはできるようになります。
そうしていくと
長い目で見るとあなたの時間もできるのです。
そして、
発達障害のわが子が何かチャレンジした時は
おおいにほめてくださいね。
出来たね、がんばったね。
失敗したね、でも、次は出来るようになるよなど。
わが子の表情を見ながら、ゆっくりとした口調で。
そうしていくと、
発達障害のわが子のできる事が増えていって
親のあなたの負担は軽くなるのです。
時間と気持ちをコントロールして
お母さんのダメダメ期を卒業してみましょうね。