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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子の話を聴いていますか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたばかりが
発達障害のわが子に話をしていませんか?
私たちは何気ない会話でも、
同時に2つの事を無意識にしています。
話しを聞きながら、
自分が次に話す事を考えています。
このように、
2つの事を同時にしているのですね。
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でも、
発達障害のわが子はこの同時処理が苦手です。
なので、
聴くだけ、話すだけになってしまうことがあるのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子に学校はどうだった?
宿題はしたの?忘れ物はなかったの?と話して、
発達障害のわが子が聞くだけになっているのは、
この同時処理が苦手な場合があります。
これは、
ワーキングメモリが低いことも考えられます。
ワーキングメモリとは、
作業記憶、作動記憶と呼ばれるものです。
作業や動作に必要な情報を、一時的に記憶し処理する能力です。
私たちが会話ができるのは、
相手の話を一時的に覚えておいて、
話の内容を理解して、
返答をする作業を無意識にしているからです。
この一時的に覚えることが苦手なのは、
一時的に保管する記憶、
つまり、
ワーキングメモリが低い可能性があります。
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ワーキングメモリは、
会話によっても高めることが出来ます。
相手の目を見て話したり、
映画やテレビを見た時に、その内容を話して説明していくと、
ワーキングメモリを鍛えることが出来ます。
普段の親子の会話の中で、
お互いの表情や目を見て話をしてみてはどうでしょう。
会話を楽しんでみてくださいね。