発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
新学期が始まりましたね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の進級や環境変化になれるか心配していませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたも
発達障害のわが子のことや自分の人間関係に悩んでいませんか?
私たちは人との関わり合いの中で色々な経験をしています。
自分にとっていい経験も悪い経験もありますよね。
人の記憶はいい経験より悪い経験の方が残りやすいです。
これは情動記憶と言って、感情を伴う出来事の記憶が残りやすいからです。
人の感情は良い感情よりの、怒り、悲しみなどの負の感情の方が残りやすいものです。
だから、学校で友達から嫌な事を言われた、
仕事でミスをしたというような記憶は残りやすいのですね。
同じことは何もないのに、同じような場面になると、この情動記憶がよみがえり
同じように仕事でミスをするのではとの思いが勝り、同じようにミスをしてしまうのです。
友達から嫌なことを言われた、仕事でミスをしたとして、
その時に自分を責めずに、何で嫌に思ったのか、何でミスをしたのかと振り返り
次につなげるような思考をしていくといいのですね。
そして、同じことは何もないということを知ることも大切なのです。
同じような場面になっても、
以前に経験したことと同じようにはなるとは限らないものです。
全ては自分の気持ちが作っているからですね。
自分の思い込み、以前にこんな経験があるから、
同じような場面になると、同じようになるのではないかと思い込んでしまうのです。
自分の気持ち楽にして、自分の思い込みなのかもしれないと気づき
本当にそうなのかと自分の思い込みに疑問を持ってください。
そして、反証を考えてみてください。
例えば、
仕事でミスをしたらいけないと思っていたら、何でミスをしたらいけないのだろう
本当にミスをしたらいけないのだろうか?
仕事でのミスはしないほうがいいが、人だからミスすることはある。
ミスをしないようにするにはどうしたらいいのだろう、
ミスした場合の対処法は・・・と思考を切り替えていくと楽になりますよね。
すべては自分の心が作っています。
思い込みという心を気づいて、心を楽にする思考に切り替えてみてはどうでしょう。
心は自分の思い込み次第で自由になります。
試してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。