発達障害 話し方ブログ

自分では気づかないもの

更新日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

先日車を運転中考え事をしていたら、発達障害の息子の寮の方向へ行っていました。

目的地は違ったのに、毎週通っていたる為に無意識にその道を通っていたのです。
途中で曲がらなければいけなかったのに、気が付いた時には遅かった。
おかげで遠回りして目的地に着きました。

毎週同じ道を通っているので、
いつの間にか私の中で、その道を通ると目的地が息子の寮になっていたのかもしれませんね。

自分では気が付かないことの1つに自分の癖があります。

自分では無意識で自然なことなので自分の癖には気が付かないものです。

よく小さい子どもが指しゃぶりをしますよね。あれも癖です。
その癖を修正するには毎日意識して修正するようにしないと出来ません。

発達障害の子どもを持つ親のあなたや発達障害のわが子の癖で困る癖はありませんか?

例えば、思い癖、口癖。
「自分なんて出来ない」「無理」とネガティブになりやすい思考癖。
「あの人が悪い」「社会が悪い」と他人批判する思考癖。
「これが正しい」「これはダメ」と白黒はっきりする思考癖。

この思考癖は口癖セからの影響があります。

人は言葉(自分の思っている言葉や話し言葉)に影響されます。

自分で話したり思ったりしている言葉や聴いている言葉が多ければ多いほど、
その言葉を受け入れてその言葉の通りになります。

発達障害のわが子が
「自分なんで出来ない」「あなたは出来ない」という話し方での言葉を、
話したり聞いたりする回数が多いほど
その言葉通り何も出来ない発達障害のわが子になってしまうのですね。

なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
心が苦しくなる自分や発達障害のわが子の思考癖がある時には
自分や発達障害のわが子の口癖を知ることが必要になります。

癖は自分では当たり前、自然なことなので気が付きません。
なので、自分では気づきにくいものなのですね。

だから、発達障害のわが子の口癖を親のあなたが知って、
その口癖が発達障害のわが子にとって生きづらくなる口癖であれば、
意識して修正していくことが必要になります。

自分を生きづらくする思い癖からの口癖なら、その口癖を修正することで
思い癖も修正することが出来ます。

その時の話し方は「理由を確認して挑戦を促す」話し方です。
発達障害のわが子が「出来ない」「無理」と言う口癖であれば、
どうして出来ないと思うのか、どうして無理と思うのかの理由を
発達障害のわが子に聴いてから挑戦出来るように促していく話し方です。

発達障害のわが子が「出来ない」という言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、
なぜ出来ないと思うのかを発達障害のわが子に考えさせるのですね。

そして、発達障害のわが子が出来ない理由を話した時、
例えば、ひとりでするのは不安がある、
完璧に出来ないといけないというプレッシャーがある時などは
発達障害の子どもを持つ親のあなたが少しの手伝いをしたり見守りをするなどして
発達障害のわが子のフォローをすることが必要になります。


発達障害のわが子が「出来ない」「無理」の理由が分かりその対応が出来て
親のあなたが「ちょっとしてみよう」「やってみなければわからないからしてみよう」
「完璧に出来なくてもいいから出来る所をしてみよう」・・・など
発達障害のわが子の現状に合わせた話し方をする事で
発達障害のわが子は挑戦しやすくなります。

試してみてくださいね。

発達障害の子どもを持つ親のあなたが自分の口癖を意識しても見つけられない時は
家族に聴いてみることをお勧めします。

家族の方が親のあなたの口癖を気づいていることがい多いものです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたでは気が付かない口癖を教えてくれるかもしれませんね。

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