発達障害 話し方ブログ

発達障害の親子は助けてと言えない

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

人は自分の手に負えないことがあると「助けて」と言います。

家族や友人、仕事仲間などに「助けて」と話して、助けてもらうこともあるでしょう。

自分の中だけで「助けて」とつぶやく人もいるでしょう。

しかし、自分では手に負えないことでも、
それが分かっていない為に「助けて」と言えない人がいます。

それは発達障害の親子です。

発達障害の親子は「助けて」と言えない人が多いのですね。

これは、発達障害のわが子が言葉をうまく話せない為です。
だから、癇癪として発達障害のわが子は表現しているのです。

発達障害のわが子は言葉の数が少なすぎたり、
感情表現が乏しいからわかりにくいのですね。

また、発達障害の子どもを持つ親のあなたも心の余裕や時間の余裕もない為に
自分の感情が分からず「助けて」と言えないでいるのです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
ただ追われるだけの毎日に心は悲鳴を上げていても、自分ではどうすることが出来なくても
「助けて」と言っていいのに、思いつかないのです

「助けて」と言わないでいい状態なら、言わないに越したことはないでしょう。

しかし、発達障害のわが子や親のあなたが困りごとを抱えているのに
「助けて」と言えないのは良くはないのです。

ネガティブ思考ばかりが働いていいことは何もないからですね。

だから、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
自分や発達障害のわが子の「助けて」を気づくことが大切です。

発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「助けて」と気づく為に2つの大切なことがあります。

1、自分の思考に気づくこと
2、会話をすること

です。

1、自分の思考に気づくこと とは

発達障害の子どもを持つ親のあなたが、1日の内で5分でいいので自分の時間を作って
今の自分の心の状態を考えることです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは、自分の思考に無頓着になっています。

なので、まずは自分の気持ちや考えを意識することから始める必要があります。

紙に書いてみることがいいですよ。
自分はどう思っているのか、何をどう思っているのか、思いつくままに書くことですね。

書くことで自分の思考を可視化できます。
そうすると客観的に自分の思考を見れるのでネガティブ思考から脱出できます。

自分の思考に気が付いて困っていることが分かれば
「助けて」と人に求めることも出来ます。

2、会話をすること は発達障害のわが子とのコミュニケーションを図り
発達障害のわが子が自分の気持ちをうまく表現できるようにすることです。

人は話をすることで自分の気持ちの表現や思考をまとめることが出来ます。

発達障害のわが子は
自分が何をどう話したいのか上手く表現できずに癇癪を起すことが多いのです。

なので、発達障害のわが子の話を表現できるように
親のあなたが代弁するような話し方や聞き方をすることが必要です。

発達障害のわが子がどのような話をしてきても否定はしないで、
肯定する話し方」と発達障害のわが子が
こう思っているであろうこと「代弁する話し方や聞き方」ですね。

例えば、発達障害のわが子が宿題をしていてエンピツでグシャグシャにした時
「何で、こんなことをするの?」と注意するのではなく、
「宿題が分からず、イライラしたの?」
「宿題が分からずに困ったの?」
「分からない時には分からないと言っていいんだよ」と
発達障害のわが子の気持ちを代弁する話し方をすることです。

発達障害のわが子は上手く自分の気持ちを言葉で伝えることが出来ずに
身体で表現します。それが癇癪だったり、物に当たることだったりします。

なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子の気持ちを代弁して「言葉」で伝えることで
発達障害のわが子も気持ちの表現する言葉を理解していくのです。

その繰り返しで発達障害のわが子は自分の困りごとを分かり
言葉で「助けて」と表現できるようになります。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
自分や発達障害のわが子の「助けて」という心の声に気づいてくださいね。

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