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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日、仲間と話をしていて「ガチャ親」という言葉を知りました。
「ガチャ親」とは、カプセルのガチャガチャを回して取るまで何が出てくるか分からず、
自分が欲しいガチャガチャがでるとは限らないことから
親を選べないことの比喩というのを教えてもらいました。
色んな言葉がありますね。
「自分では選べない」ことをどう考えるかです。
つまりは受け取り方次第ですね。
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「物事の受け取り方」とは
自分があった出来事に対してどう受け止めて考えるかですね。
物事の受け取り方は2つあります。
「能動的受容」と「受動的受容」です。
「能動的受容」とは物事が起こった時に自分のこととして受け止めることです。
「受動的受容」とは物事が起こった時に他人事のようにして受け止めることです。
つまりは、「能動的受容は」自分のことだからどうしようと考えられるのに対して
「受動的受容」は他人が言うからその人の言う通りにしよう、
他人が悪いからその人が変われば自分は楽になるのに・・
などの責任転嫁を起こす受け取り方です。
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発達障害のわが子の特性によっては
「受動的受容」の受け取り方をすることがあります。
発達障害のわが子は注意をされることや人と比べられることが多く
出来ない自分に劣等感を持っているために、自分から物事をしようとする自主性がなく、
人が言うからと人の言いなりになって物事をするようになっていることが少なくありません。
だから、発達障害のわが子によっては「受動的受容」になって
心が苦しくなってしまうことが多いのですね。
「能動的受容」だと自分のこととして受け入れられる為に、
どうしたらいいのかの解決策を考えられますが
「受動的受容」だと自分のこととして受け入れない為に、
相手が変わらないからと自分ではどうしようもないことに悩んでいって
解決できません。
自分のことであれば自分で解決策を考えることはできますが、
自分以外のことではどうする事も出来ないからです。
自分には自分の考えや感情があるように、相手にも相手の考えや感情があるからですね。
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発達障害のわが子が「受動的受容」ではなく、
「能動的受容」になる為には、自分で考えると力を高めることが大切です。
発達障害のわが子は自分で考えていないことが多いからです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたや周りの言う通りにしていれば
怒られないと思うからですね。
発達障害のわが子に考えさせる話し方は
「あなたのため」にという話し方ではなく、「あなたはどうしたいの?」
「なぜするの?」「何のためのするの?」と投げかける話し方です。
例えば、宿題をするにしても、
「あなたの為に宿題はしなくてはいけない」
「あなたの将来の為に宿題をしなくてはいけない」と話すのではなく
「なぜ、宿題をしないといけないと思う?」と発達障害のわが子に考えさせることです。
そうすると、発達障害のわが子なりの考えて
「先生に怒られない為」や「みんながしているから」などの返答があるかもしれません。
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この時に、発達障害の子どもを持つ親のあなたが思うような返答ではなかったとしても
親のあなたの考えを押し付けるような話し方はしないで
発達障害のわが子が考えたことをひとまず受け止めてから
親のあなたの考えを話すことが必要です。
発達障害のわが子が「先生に怒られないため」と返答して
親のあなたがそうじゃないでしょう、自分の為に宿題をするのに・・・と思ったとしても、
「先生に怒られたくないのね」「怒られるのは嫌よね」と、ひとまず受け止めてから
「宿題は文字が分かるようになる為にもするのよ、
文字が分かるとLINEやお手紙が自分で読めるようになるし
読めるとうれしいでしょう」と発達障害のわが子が分かる言葉で、
具体的に話すと伝わります。
発達障害のわが子が「受動的受容」ではなく「能動的受容」になる為には
自分の考え方を高めることが必要です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に考える力を引き出す話し方を意識してくださいね。
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