発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
我が家の発達障害の高3になる息子は実習中です。
実習と並行して、寮のような所の体験もしています。
実習とは高校卒業後の進路(就労)を意識して、
現場(就労先)の体験です。
実際の仕事の体験学習ですね。
我が家の息子の高校では、
高3の実習で、卒業後の進路が決まることが殆どです。
そして、発達障害のわが子の就労を考えた時に、
生活の場を意識していくことが大切になります。
なぜ生活の場が大切かと言いますと、
発達障害のわが子が自分の生活を考えた時に、
いつまでも親のあなたが支援することは難しくなるからですね。
人生という長いスパンで考えた時、
一般的に、発達障害の子どもをもつ親のあなたは、
わが子よりも長くは生きられないからです。
つまり、
発達障害のわが子が、
親のあなたの支援がなくても、
自分の力で、
他の支援やサポートを受けながらでも
生活をしていくことを考えることが大切だからですね。
わが家の高3になる発達障害の息子の学校でも、
1年生の時から生活の場についての説明がありました。
生活の場とは、
発達障害のわが子が生活をしていく所です。
自宅での生活なのか、自宅以外での生活なのかですね。
自宅での生活を考えた時に、
発達障害のわが子が、親のあなたがいなくても
自分の事は自分で出来るようになることは
親のあなたのサポートで出来ますよね。
ただ、発達障害のわが子が、
親に甘えて何もしない、
このままではわが子にとっては良くない
どうにかしたいと思った時には、
自宅外での生活も選択肢の1つとしてあります。
自宅外での生活は主に3つあります。
・グループホーム
・施設入所
・宿泊型自立訓練(原則2年間)です。
発達障害のわが子に、
将来は自立した生活を送ってほしいけど、一人暮らしは不安と思う時は、
自宅外の施設で必要な支援を受けることもできます。
ただ、
自宅外での生活を考えた時に、
定員があるので入れない場合もあります。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子の生活の場を考えたことはありますか?
発達障害のわが子がどんな生活をしたいのか、
発達障害のわが子にどうなってほしいのか、
考えたことはありますか?
時間に追われ、
「今」に精いっぱいな時はあります。
でも、
いずれは考える時が来ます。
頭の片隅にでも、
発達障害のわが子の生活の場ということを意識してくださいね。
そして、
わが子との会話を楽しんでくださいね。