発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、自分を好きにならないといけない
自分を信じないといけない、自分を認めないといけないと思っていませんか?
自分を好きにならないと先に進めない
自分を信じないとどうにも出来ない
自分を認めないと自分はダメになるとの思いが強すぎると
なぜ自分は出来ないのだろうと自分を否定的に捉えます。
出来ない自分に嫌気がたってしまうのですね。
自分を好きにならないから、自分を信じられないから、自分を認められないから
他人に求めてしまう。
他人に自分を好きになってもらいたい、
他人に自分を信じてもらいたい、
他人に自分を認められたいとの思いは
必要以上に他人に気を使いすぎて自分がつぶれそうになりますよね。
そして、そんな自分が嫌になりますよね。
わかっているのにどうしようもない気持ちが出てきまいます。
自分ではわかっているのに出来ない。
頭では分かっているのに心が付いていかない。
このままではだめ、どうしたらいい、もう疲れてしまった・・・
心が悲鳴を上げてしまいます。
人間関係に行きづなり
人間関係は他人との関係ではなく自分との関係と
頭ではわかっていても心がついていかないものです。
自分を好きになるってどうするの?
自分を信じるってどうするの?
自分を認めるってどうするの?
ついつい疑問に思ってしまう。
自分を好きになったり、信じたり、認めるのに理由はいらないのです。
自分の思考癖でつい条件付けをしてしまうのですね。
明るく良い人の自分じゃないと好かれない、決断力がある自分じゃないと信じられない
仕事が出来る自分じゃないと認められない・・・と
無意識に自分に条件付けをしているのですね。
自分の思考癖は自分では無意識なので、意識しないと分かりません。
自分が好きになれない、信じられない、認められないと思う時は
自分なりの条件付けを無意識にしているのですね。
例えば、良いお母さんにならないといけないとの思いがあると、
発達障害のわが子や親のあなたの言動が気になります。
世間体の合わせたいいお母さんにならないといけないと思うと
発達障害のわが子が時間にルーズになるとイライラしたり、
荒い言葉を話すとピリピリしたりと親のあなたは気が休まりませんよね。
気持ちが揺れるのは自分の「○○じゃないといけない」などの思考癖があります。
自分の思考癖はどんなことがあるのか意識してみてくださいね。
心が悲鳴をあげてきつい時は
どんな時でも自分を否定しないことと物事をあるがままに見ることが大切なのです。
先程の様に発達障害のわが子が時間にルーズで親のあなたがイライラした時は
「うちの子は時間にルーズな所がある、そして、親の私はイライラしている」と
あるがままを見てみてください。
大切なことは、出来事に対しての思いや言動を否定的に捉えないことです。
自分を責めないことなのですね。
こう思う自分はダメだ、こんな自分は嫌だと捉えないことですね。
こんな自分もいるんだとあるがままに捉えることなのですね。
思考癖を見つけて、自分が楽になる思考になるには根気が必要です。
その人なりのペースがあるからですね。
カメさんはカメさんのペース。
ウサギさんはウサギさんのペースとそれぞれのペースがあります。
焦る時はありますが
その人なりのペースがあることや根気を意識してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。