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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
私たちは普段、何気に使っている言葉、無意識に使っている言葉だからこそ、
その言葉を話して相手に伝わっていると思っています。
しかし、その言葉が相手に伝わってると私たちは思い込んでるだけで
実は相手には伝わっていない時があります。
私たちの話した言葉が相手に伝わっていないと知った時に、
「どうして、なんで伝わらないの?」と戸惑いますよね。
その根底には、
「話したから、言ったから、相手には伝わる」という思いがあるからです。
特に、発達障害のわが子に対して親のあなたは、
「話したからわかっているはず」との思いが強く、自分の思うようにならなかった時に
話したのに、言ったのに、なぜ分からないの?という苛立ちが先に立ってしまいます。
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その言葉の1つが「気をつけてね」という言葉です。
私たち親は何気によく「気を付けて」という言葉を使います。
例えば、発達障害のわが子の登校(登園)に対して送り出す時に
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
「気を付けて、行ってらっしゃい」と声掛けをすることが多いのではないでしょうか?
または、熱い鍋が発達障害のわが子の目の前にあった時も
発達障害の子どもを持つ親のあなたは「鍋に気を付けてね」と
発達障害のわが子に伝えますよね。
どちらも「気を付けて」と言っているから、
発達障害のわが子には分かっているはずと思います。
しかし、発達障害のわが子には、
この「気を付けて」は伝わらないことが多いです。
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定形発達の子どもであれば、周りの雰囲気から察して分かることが
発達障害のわが子には分からないのです。
なので、私たち親は発達障害のわが子には
「言ったから、話したから伝わっている」という思い込みを
「言ったけれども、話したけれども伝わっていないかもしれない」との思いに
変えることが大切です。
そうすると、発達障害の子どもを持つ親のあなたは、発達障害のわが子に対して
ただ「気を付けて」と言うだけでは伝わらない、
なら、どう言えば伝わるのかと伝え方を考えます。
発達障害のわが子には、
具体的に1つ1つを丁寧に話していくと伝わります。
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例えば、朝の登校(登園)時の送り出しは
「横断歩道が赤の時は止まる、
青の時は左右を見て車が止まってから渡るようにするのよ」と
発達障害のわが子の状況に合わせた気をつけなければならないことを
具体的に話します。
そうすると、
発達障害のわが子は横断歩道時に気を付けるべきポイントがわかります。
ただ漠然と「気を付けて」だけでは
発達障害のわが子には何を気をつければいいのか分からないからですね。
なので、何を気を付けるのかを具体的に話すと発達障害のわが子は分かります。
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熱い鍋の時も
「熱いから鍋につけてね」と言うよりは
「鍋は熱いから、触らないでね」と言うと、
発達障害のわが子は鍋に触らないようにしようと分かります。
発達障害のわが子には「何を気を付けた方がいいのか」を
発達障害の子どもを持つ親のあなたが意識して具体的に伝えることですね。
試してくださいね。
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