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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どを持つ親のあなたは
ヘリコプターペアレントという言葉を知っていますか?
ヘリコプターペアレントとは、1990年代にアメリカで生まれた言葉で、
ヘリコプターのように子どもの周りを旋回し管理・干渉し続ける親のことです。
ヘリコプターペアレントは、親が子どもを守ろうとする思いが根本にあり、
必要以上に口や手を出して子どもの行為を制限したり、管理したりしています。
そうすることで、
親が子どもを困難な事や失敗から遠ざけて子どもを守ろうとします。
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発達障害の子どもを持つ親のあなたも
少なからずヘリコプターペアレント的な所があるのではないでしょうか?
私は発達障害の息子に対して
少なからずヘリコプターペアレントになっていた時期があったなと思います。
発達障害の息子が出来ないから、バカにされないように
息子が少しでも普通の子と同じように出来るようにしないといけないとの私の思いから、
息子に考えさせることなく、私が先回りをして手助けしている時期がありました。
そうすることが発達障害の息子にとっていいことだと私が勝手に思ってからですね。
しかし、発達障害の息子に先回りして手助けばかりしていても
発達障害の息子は自分では何も出来なくなることに気づき
発達障害の息子に少しずつ自分で考えさせるようにしていきました。
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ヘリコプタペアレントによって育った子どもは
自分一人では問題解決が出来なかったり、
依存的だったり、自己肯定感が低くネガティブ思考に陥りやすかったりします。
なぜなら、親が先走って何でもしてくれる為に子どもがしなくてもいいので
自分で考えて行動しないからです。
自分で経験する成功や失敗体験が少ない為に
自分一人では何も出来ずに問題解決が出来ません。
だから、人に依存的にもなります。
また、「それはダメ」「危ないからこっちにしよう」など
子どもがしようとしていることや考えを否定されることがあります。
そして、親の希望と違う行動をすれば怒られたり、責められたりする為に
自己肯定感が低くなり、自分に自信が持てずにネガティブ思考になりやすいです。
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発達障害の子どもを持つ親のあなたは
ヘリコプターペアレントになっていませんか?
もしなっていそうだなと感じたら、
少しずつ発達障害のわが子に色々な経験を積ませましょう。
発達障害のわが子にかまい過ぎているから
ヘリコプターペアレントにならないために
発達障害のわが子にはあまり構わないようにしようと
極端に考える親の方もいるかもしれませんね。
バランスが大切です。
今まで親のあなたがかまい過ぎていたから、
発達障害のわが子に「今日からは自分で考えて行動してね」と話しても
発達障害のわが子は戸惑うだけで何も出来ません。
今までは自分で考えるよりは親の言う通りにしていれば怒られなかったから
いきなり自分で考えて行動してと言われても
どうしていいのか分からないのです。
なので、段階が必要です。
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「自分で考えてしなさい」と話すのではなく
まずは「一緒に考えてみよう」「一緒にしてみよう」としながら
「これどう思う」「どうしたいと思う」「何をしたいと思う」
「どうしたら出来ると思う」など発達障害のわが子を促す話し方をすることが必要です。
そして、発達障害のわが子が自分の考えを話したら
「いいね、そんなこと考えているのね」など
発達障害のわが子の考えを肯定することが大切です。
試してくださいね。
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