発達障害 話し方ブログ

発達障害のわが子の過集中対策

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは「過集中」ということを知っていますか?

発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子の特性によっては、過集中になりやすいことを知っていますか?

「過集中」とは、集中しすぎている状態のことです。
何かに集中している為に、寝食や排泄をも忘れる状態のことですね。

発達障害のわが子の特性によっては過集中になりやすいです。

集中力があることはいいことですが、集中しすぎることが問題なのです。

私たちは倒れるまで、体調不良を起こすまで、何かをした経験は少ないでしょう。

しかし、発達障害のわが子によっては、
過集中のあまりに飲食をしないで脱水を起こすことは珍しいことではありません。

発達障害のわが子は脱水症状を起こそうと思って、飲食をしないわけではありません。
ただ、自分のしたいことに集中するあまりに飲食ができないのです。

発達障害のわが子の集中スイッチが入ると、それ以外が遮断される為、
必要な飲食や睡眠、排泄も遮断されてしまいます。

私たち親の感覚によっては、
寝食や排泄も忘れるなんてあり得ないと思われるかもしれませんが、
発達障害のわが子にはあります。

だから、発達障害の子どもを持つ親のあなたの意識を変えることが大切です。

発達障害のわが子の寝食や排泄を促さないといけないという意識ですね。

発達障害のわが子が過集中になった時には、
体調不良を起こさないようにすることが必要です。

発達障害のわが子によっては、
話すのに夢中になっている為に、おもらしをしてしまうこともあります。

これは、過集中もあるのですが、感覚鈍麻もある為に
おもらしをして気持ち悪いという感覚が鈍くなっているからです。

こんな時には、発達障害のわが子を叱るのではなく諭すことが大切です。

「おもらししたら恥ずかしいでしょう」と言うのではなく、
「おもらししないように、この時間になったらトイレに行こう」と諭すことですね。

発達障害のわが子の過集中対策として3ステップがあります

1,発達障害のわが子に過集中を自覚させること
2,発達障害のわが子が自分で対策が出来ること
3,発達障害のわが子が周りに助けを求めること です。

まずは、発達障害のわが子に過集中することを自覚させることです。

自覚しないと自分で対策が取れません。必要性を感じないからですね。

だから、発達障害のわが子に自覚させるような声掛けが大切です。

発達障害のわが子に親のあなたが過集中していると感じた時には
「集中しすぎているよ」と教えてあげることです。

そして、発達障害のわが子が集中しすぎて、
排泄や飲食を忘れることも教えることです。

「○○をしている時は夢中になってしているから、トイレを忘れることがあるよ」
「だから、おもらししないようにトイレに行こうね」
「○○を夢中で見ているから、飲食を忘れているよ」
「だから、体調が悪くならないように、飲んだり食べたりしようね」と
教えることですね。

発達障害のわが子が自覚したら、次は自分で過集中対策が出来ることです。

発達障害のわが子が過集中することを自覚したら、
次はどうしたら過集中にならないでいいのかを対策することです。

アラーム活用することですね。

発達障害のわが子がこれをする時には過集中になるということが分かっているので
過集中のなる時には、携帯のアラーム機能などを活用して
過集中防止することを教えることです。

発達障害のわが子にアラームの使用方法を教えて、一緒にすることから始めます。

例えば、発達障害のわが子がゲームをする時に過集中になる時には
ゲーム時間を1時間したら、アラームが鳴るように設定して教えるなど
発達障害のわが子の年齢や状態に合わせてアラーム設定することです。

暫くは、発達障害の子どもを持つ親のあなたの見守りが必要です。

発達障害のわが子がアラーム設定していても、気が付かない、
気が付いてもまた過集中に入ってしまうこともあります。

だから、そんな時には「時間だよ」「アラーム鳴っているよ」と
発達障害の子どもを持つ親のあなたの声掛けが必要になってきます。

これを繰り返していく内に、
段々と発達障害のわが子が自分で出来るようになっていきます。

それまでは、根気強く、発達障害の子どもを持つ親のあなたの見守りが必要です。

発達障害のわが子の自覚が出来、自分で過集中対策が出来るようになったら、
次は発達障害のわが子が周りに言えるようになることですね。

私たちは人と関わりあって生きています。

その関わり合いの中で人に言わないと分かってもらえません。

家庭の中だけではフォロー出来ない時があるので
発達障害のわが子が自分で人に伝えられるようにすることも大切です。

例えば、友人宅でゲームを一緒にするようになった時
発達障害のわが子が過集中していて、
いつの間にか友人はゲームに飽きて違うことをしていたら
発達障害のわが子はひとりポツンとなってしまいます。

友人もゲームに夢中になり過ぎる発達障害のわが子を引くかもしれません。

そうならないように、発達障害のわが子が友人に
「ゲームに夢中になり過ぎることがあるから、その時は声掛けをしてね」と
話すことで回避できます。

誤解をされないように、初めに人に過集中になることを伝えることの必要性も
発達障害の子どもを持つ親のあなたが教えることですね。

試してくださいね。

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