発達障害 話し方ブログ

純粋な気持ちは無くなる?

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

暑い日が続きますね。

スーパーの行くと、
冷房がかかっていて、入った時は寒く感じますが、
暫くすると体が慣れてきますね。
でも、出ると暑さが倍増しますよね。

この時期は、
空調関係の気温差で自律神経の不調がきやすいです。

なんとなく、体がだるい、食欲がないなど夏バテにもなりやすいので
気を付けてくださいね。

発達障害の高3になる息子が、
24時間テレビを見ていて私に話してきました。

今年のテーマは「動く」
コロナウイルスの関係で、生活が変わったから動くを意識したものと
息子なりに私に説明してくれました。

そして、募金は会場がないから、
募金を預かるスーパーなどに行って預けるらしい。

発達障害の息子は私に、
募金の為の24時間の黄色貯金箱を見せてくれました。

確か去年スーパーでもらった24時間の黄色貯金箱。

24時間の黄色貯金箱には、
「2020 走りたいです、負けたくないです、頑張ります」と
息子なりの思いも書かれていました。 

貯金箱には振れば音が鳴る位しか入っていませんが
息子なりの思いがたくさん詰まっています。

以前の私なら、
募金なんだから、役に立つためには金額が必要。
黄色い貯金箱一杯になってからの募金がいい、
この位の金額では、募金にならないと話していたでしょう。

でもこの黄色い貯金箱には、
自分の少ないお小遣いから、貯めた息子の気持ちが詰まっています。

金額ではない気持ちや思い。

発達障害の子どもは、純粋に自分の思ったまま話をします。
ある意味、幼いままなので、
その分純粋なのかもしれませんね。

私達親は、いつからこの純粋な気持ちを忘れていったのでしょう?

純粋に人の役に立ちたい。
見返りを求めない心。

社会人になり、仕事の対価としてお金を貰っていくと、
自分のした事に報酬を求めたくなります。

そうしていくと、
無意識に、これをしたからと、
人に対価を求めてしまうのかもしれないですね。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子の純粋な気持ちに、戸惑ったことはありませんか?

自分が忘れていた気持ちに、
気恥ずかしさやそれでは世の中は渡っていけないと蓋をしてはいませんか?

見返りのない純粋な気持ちは大切なものなのです。

なぜなら、
人は見返りのない純粋な気持ちには、
答えたいと思うものだからです。

発達障害のわが子が、
純粋な気持ちの大切さを教えてくれているのです。

何気ない会話の中で、
私達親が忘れている気持ちを、
発達障害のわが子が、教えてくれているのですね。


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